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新訂版「総合的な学習の時間」のための
学社連携・融合ハンドブック

 

新訂版「総合的な学習の時間」のための
学社連携・融合ハンドブック
[問題解決・メディア活用・自己評価へのアプローチ]

編著者名

山本恒夫・浅井経子・坂井知志 編

発売日 2001年2月15日
価格 2,750円(本体2,500円+税)
ISBN

938355-15-5

判型・ページ数

A4判/215ページ

内容紹介

平成14年度から取り入れられた「総合的な学習の時間」は、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考える力などからなる「生きる力」の育成とのかかわりで組み立てを検討する必要があるため、学社連携・融合の実践が不可欠となっている。ただ、そこには各学校での創意工夫が必要となっているが、全国各地から、その構築方法についての解決方法を望む声が相次いでいる。

そこで本書では、教員、生涯学習関係者、機関・施設・団体等が、「総合的な学習の時間」を実践するに当たり、個別の創造を行うために役立つ、学社連携・融合のためのノウハウやヒント、アイディアを豊富な具体例とともに紹介した。

目次

[理論編]

Ⅰ 「総合的な学習」と学社連携・融合

 Ⅰ―1 教育改革の課題

 Ⅰ―2 「総合的な学習の時間」の構造

 Ⅰ―3 学社連携と学社融合

 Ⅰ―4 「総合的な学習の時間」にせまる学社融合

 Ⅰ―5 学校と地域を結ぶ学社融合システム

 Ⅰ―6 システムを活用した学社融合の展開

 

Ⅱ 「総合的な学習」と学社融合を支えるメディア活用

 Ⅱ―1 インターネット環境の整備施策と「総合的な学習」

 Ⅱ―2 「総合的な学習」でのメディア活用

 Ⅱ―3 「総合的な学習」を支えるメディアと教材

 Ⅱ―4 地域がつくるコンテンツ

 Ⅱ―5 「共に学び考える」ネットワーク

 

Ⅲ 「総合的な学習」を支える地域資源

 Ⅲ―1 「総合的な学習」を支える公民館

 Ⅲ―2 「総合的な学習」を支える図書館

 Ⅲ―3 「総合的な学習」を支える博物館

 Ⅲ―4 「総合的な学習」を支える地域の団体・グループ

 Ⅲ―5 「総合的な学習」を地域で展開する際の課題(1)

 Ⅲ―6 「総合的な学習」を地域で展開する際の課題(2)

 

 

[技術編]

Ⅳ 問題解決型の学習による「総合的な学習」のすすめ方

 Ⅳ―1 問題解決プロセスにそった「総合的な学習」のすすめ方

 Ⅳ―2 問題の明確化と問題解決の方法

 Ⅳ―3 問題解決への融合法の導入

 Ⅳ―4 問題解決技法の活用(1)―――アイディア発散の技法

 Ⅳ―5 問題解決技法の活用(2)―――収束技法

 Ⅳ―6 ワークショップの技法

 

Ⅴ 学習の仕方と自己評価のすすめ方

 Ⅴ―1 学習の仕方の習得

 Ⅴ―2 自己評価の仕方の習得

 Ⅴ―3 学習をすすめるためのツール(1)―――課題発見シートの作成

 Ⅴ―4 学習をすすめるためのツール(2)―――学習計画表の作成

 Ⅴ―5 学習をすすめるためのツール(3)―――学習診断表の作成

 Ⅴ―6 学習をすすめるためのツール(4)―――自己評価表の作成

 

 

[実践事例編]

Ⅵ 学社融合の最前線と「総合的な学習の時間」への応用

 Ⅵ―1 地域情報化の推進と学社融合の事例

 Ⅵ―2 「生きることの探求」を基本テーマとして

 Ⅵ―3 「総合的な学習の時間」における博物館の利用

 Ⅵ―4 「学び合い、育て合うまちづくり」を目指して

 Ⅵ―5 学校と地域団体が一体となって取り組む学社融合

 Ⅵ―6 学校と青少年教育施設との融合事業

 Ⅵ―7 地域の人材・資源を活用した学社連携・融合事業

著者紹介

[編者]
山本 恒夫(やまもと つねお)

略歴/東京教育大学大学院博士課程(教)修了。教育学博士。日本生涯教育学会会長、同常任顧問、文部科学省中央教育審議会委員(生涯学習分科会会長)、高等教育情報化推進協議会委員などを歴任。

著書/『生涯学習概論』(編著、東京書籍)、『改訂社会教育法解説』(共著、全日本社会教育連合会)、『「総合的な学習の時間」のための学社連携・融合ハンドブック』(共著、文憲堂)、『21世紀生涯学習への招待』(協同出版)など。



浅井 経子(あさい きょうこ)

略歴/筑波大学大学院博士課程(教)修了。淑徳短期大学、八重洲学園大学、日本生涯教育学会副会長、文部科学省政策評価に関する有識者会議委員などを歴任。

著書/『生涯学習の設計』(共著、実務教育出版)、『改訂社会教育法解説』(共著、全日本社会教育連合会)、『「総合的な学習の時間」のための学社連携・融合ハンドブック』(共著、文憲堂)、『生涯学習論』(共著、文憲堂)など。

 

坂井 知志(さかい ともじ)

略歴/国立青少年教育施設、国立科学博物館企画課長、文部省生涯学習局学習情報課教育メディア調査官、常磐大学大学院教授、文部省・国立教育研究所・日本視聴覚教育協会などのメディア関係の各種委員、NHKの「総合的な学習」の番組企画委員、日本生涯挙育学会理事等を歴任。

著書/『博物館情報論』(編著、樹村房)、『公民館事業Q&A』(編著、ぎょうせい)など。



[執筆分担一覧]

山本 恒夫(Ⅰ―3,4,6 Ⅳ―2,3,4,5 Ⅴ―2,6)

浅井 経子(Ⅰ―1,2,5 Ⅳ―1 Ⅴ―1,3,4,5)

坂井 知志(Ⅱ―1,2,3)

(以下アイウエオ順)

伊東 康志(Ⅱ―4,5)

猪瀬 清隆(Ⅵ―3 Q&A)

北澤 佳伸(Ⅵ―4)

鴻上 哲也(Ⅵ―7 Q&A)

越田 幸洋(Ⅵ―2)

佐久間 章(Ⅵ―6 Q&A)

澤田 実(Ⅳ―6)

清水 英男(Ⅲ―5,6)

馬場佑次朗(Ⅲ―2,3)

真柄 正幸(Ⅵ―5 Q&A)

山本 裕一(Ⅲ―1,4)

渡部 靖之(Ⅵ―3 Q&A)