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生涯学習[eソサエティ]ハンドブック

 

生涯学習[eソサエティ]ハンドブック
[地域で役立つメディアの活用の発想とポイント]

編著者名

井内慶次郎[監修]

山本恒夫・浅井経子・伊藤康志 編

発売日 2004年5月18日
価格 2,750円(本体2,500円+税)
ISBN

938355-17-5

判型・ページ数

A4判/232ページ

シリーズ名

生涯学習実践技法シリーズ

内容紹介

情報通信技術の発達は著しく、ともすればそれそのものに翻弄され、それが教育・学習あるいはコミュニケーションに果たす役割がわすれられてしまう可能性がある。本書は、社会教育などの生涯学習支援に携わる方々がそのような事態に陥らず、手軽に情報通信技術を活用できるように、理論と実践の融合を図り、具体的にわかりやすくアイディアやノウハウを示したものである。

目次

[理論編]

Ⅰ これからの時代における生涯学習eソサエティ

 Ⅰ―1 生涯学習eソサエティにおけるバーチャル学習空間の構想

 Ⅰ―2 メディアによる学習環境の可能性と課題

 Ⅰ―3 コンテンツの作成と協調学習の可能性

 Ⅰ―4 メディアの発達と社会の変化・変容

 Ⅰ―5 これからの生涯学習におけるバーチャルとリアルの問題

 

Ⅱ インターネットによる教育・学習の可能性

 Ⅱ―1 インターネットの機能とメディアの特性

 Ⅱ―2 遠隔学習をすすめる

 Ⅱ―3 地域で学習コンテンツづくりをすすめる

 Ⅱ―4 魅力ある学習プログラムをつくる

 Ⅱ―5 「学習者」のネットワークをつくる

 Ⅱ―6 社会教育指導者の能力を高める

 

[技術編]

Ⅲ インターネット講座の具体化とチェックポイント

 Ⅲ―1 地域の公民館とインターネット講座

 Ⅲ―2 インターネット講座の類型と基本的な考え方

 Ⅲ―3 インターネット講座導入の考え方

 Ⅲ―4 講座の企画・実施の具体的な手順

 Ⅲ―5 学習システムとしての導入の要点

 Ⅲ―6 インターネット講座のメリットと課題

 

Ⅳ インターネット活用の発想と様々な学習サービス

 Ⅳ―1 エル・ネット「オープンカレッジ」の活用と学習プログラム

 Ⅳ―2 電子メール・電子掲示板の活用と学習コミュニティの形成

 Ⅳ―3 直接体験を拡充するメディア

 Ⅳ―4 学習資源のデジタル化と共有化

 Ⅳ―5 携帯電話を使った学習サービス

 

Ⅴ メディア活用を進めるための基礎知識

 Ⅴ―1 デジタル映像教材の制作

 Ⅴ―2 デジタルコンテンツと著作権

 Ⅴ―3 ウェブデザインの考え方とポイント

 Ⅴ―4 ネット上のコミュニケーションの演出

 

[実践事例編]

Ⅵ 生涯学習を支援する多様なメディア活用の実際

 Ⅵ―1 メディアがひらく学習コミュニティ

 Ⅵ―2 子どもたちの体験活動と情報交流

 Ⅵ―3 国際理解・交流事業とITの活用

 Ⅵ―4 地域が手作りするアーカイブ

 Ⅵ―5 「場」から始まるネットワーク

 Ⅵ―6 インターネットTVの展開

 Ⅵ―7 総合的な生涯学習支援システムへ

 Ⅵ―8 情報をデザインする

 

Q&A

著者紹介

[監修者]
井内 慶次郎(いない けいじろう)

略歴/東京帝国大学法学部卒業。文部省社会教育局に入省後、千葉県社会教育課長、文部省視聴覚教育課長、会計課長、官房長、文部事務次官。退官後、国立教育会館館長、東京国立博物館館長、文部省生涯学習審議会社会教育分科審議会会長、(財)日本視聴覚教育協会会長を歴任。

著書/『改訂社会教育法解説』(共著、全日本社会教育連合会)、『明治文教の曙』(雄松堂出版)など。



[編者]
山本 恒夫(やまもと つねお)

略歴/東京教育大学大学院博士課程(教)修了。教育学博士。日本生涯教育学会会長、同常任顧問、文部科学省中央教育審議会委員(生涯学習分科会会長)、高等教育情報化推進協議会委員などを歴任。

著書/『生涯学習概論』(編著、東京書籍)、『改訂社会教育法解説』(共著、全日本社会教育連合会)、『「総合的な学習の時間」のための学社連携・融合ハンドブック』(共著、文憲堂)、『21世紀生涯学習への招待』(協同出版)など。


浅井 経子(あさい きょうこ)

略歴/筑波大学大学院博士課程(教)修了。淑徳短期大学、八重洲学園大学、日本生涯教育学会副会長、文部科学省政策評価に関する有識者会議委員などを歴任。

著書/『生涯学習の設計』(共著、実務教育出版)、『改訂社会教育法解説』(共著、全日本社会教育連合会)、『「総合的な学習の時間」のための学社連携・融合ハンドブック』(共著、文憲堂)、『生涯学習論』(共著、文憲堂)など。

 
伊藤 康志(いとう やすし)

略歴/国立教育会館社会教育研修所社会教育・生涯学習研修課長、独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター事業課長、文部科学省生涯学習政策局参事官、日本生涯教育学会理事、全国文化・学習情報提供機関ネットワーク協議会幹事等を歴任。

著書/『「総合的な学習の時間」のための学社連携・融合ハンドブック』(共著、文憲堂)、『生涯学習論』(共著、文憲堂)など。



[執筆分担一覧]

山本 恒夫(Ⅰ―1,5)

浅井 経子(Ⅰ―3)

伊東 康志(Ⅰ―2 Ⅱ―4,5 Ⅲ―1)

藤原 正典(Ⅰ―4 Ⅱ―1)

柵 富雄(Ⅱ―2 Ⅲ―2,3,4,5)

奥山 恵美子(Ⅱ―3)

村田 智巳(Ⅱ―6)

下川 雅人(Ⅲ―6 Ⅳ―1,6 Q&A)

桜庭 望(Ⅳ―2 Ⅴ―4 Ⅵ―2,3 Q&A)

佐久間 章(Ⅳ―3 Ⅴ―3 Ⅵ―8 Q&A)

久世 均(Ⅳ―4 Ⅵ―4 Q&A)

渡部 靖之(Ⅵ―5)

吉田 広毅(Ⅴ―1)

松田 實(Ⅴ―2)

前川 道博(Ⅵ―1)

村上 長彦(Ⅵ―5)

北村 悦伸・梶本 修子(Ⅵ―7)

井浦 政義(Q&A)

加藤 美幸(Q&A)

井上 昌幸(Q&A)